電車
特に日本の大都市での移動ではそうですが、恐らく観光客が最も利用する移動手段は電車です。電車に乗車するたび、運賃を支払う必要があり、移動距離によって料金が異なります。基本的に電車の移動距離が長ければ長いほど、運賃が高くなります。乗り換える場合は、異なる路線に乗り換えない限り、目的の駅に到着するまで追加で運賃を支払う必要はありません。
利用する電車は、観光する街や行き先により、異なります。短距離しか走行しない電車もあれば、長距離を走行し、日本各地を結ぶ電車もあります。日本で観光する時に利用される主な電車の種類とその相違について、以下で説明します。
在来線(一般的な鉄道)・地下鉄(メトロ)
これは、新しく建設された鉄道路線ではなく、昔からある鉄道路線のことです。街中を走行する路線もそうですが、例えば、関西地方から関東地方までを結ぶ、新幹線以外の長距離列車も在来線に含まれます。東京都の例では、山手線や中央線(快速・各駅停車)などがあり、長距離の路線としては、東海道本線(東京都〜兵庫県)や山陽本線(兵庫県〜福岡県)などがあります。
新幹線
長距離を移動する時に利用する電車です。新幹線は時速200km以上で走行し、数時間で日本各地を移動できます。他の鉄道路線と同様に、事前に切符を購入する必要がありますが、当日は自動券売機や駅の窓口の他、インターネットやスマートフォンのアプリケーションでも購入できます。事前予約も可能です。座席の種類によって料金が異なり、自由席から指定席、グリーン車など、いくつかの選択肢があります。
お盆休みや正月休みには、多くの日本人が地元へ帰省し、新幹線を利用する乗客が特に増加します。そのため、切符が売り切れる場合があります。特に、この時期に新幹線を利用する予定がある場合は、早めに切符を予約しておくと安心です。
宿泊先と新幹線の切符がお得なセットを旅行会社が提供している場合があるため、特に有名な観光地を巡ろうと考えている人は、交通手段や宿泊などの予約を行う前に、旅行会社に問い合わせて詳細を確認すると良いでしょう。
路面電車
車と同じ道路上を走行する特殊な電車です。かつては日本各地に多くありましたが、自動車の普及により、乗客が減少し、多くの路線が廃線になりました。現在も広島県をはじめとするいくつかの地域で運行されていて、日本旅行の時に乗車することができます。他の電車では中々見られない市街地の景色を楽しめるため、非日常的な体験ができる興味深い交通手段です。
路面電車の運賃の支払い方法は、バスとよく似ています。ICカードを利用しない場合は、乗車時に車内の整理券発行機から「整理券」と呼ばれる番号札を取ります。多くの地域では、降車時に整理券と運賃を運賃箱へ入れて支払いますが、路線や地域によっては前払い方式を採用している場合もあります。
モノレール
これは、1本の軌道の上を走行する電車です。日本では路線の数は多くありませんが、東京都の東京モノレールをはじめ、日本各地でいくつかのモノレールが運行されています。比較的短距離の路線が多く、空港と市街地を結ぶ路線もあるため、空港から目的地へ向かう時に利用することがあります。
バス
これは、大人数で移動する時によく利用される大型の乗り物です。街中の短距離移動だけでなく、日本各地への長距離移動にも使用されています。目的地によっては、電車や飛行機ほど早く到着しないこともありますが、割安な運賃やお得な物もあり、費用を抑えられる場合があります。
ツアーで来日した場合に利用するバスは、旅行会社が予め手配し、乗り方などを説明してくれることが多いです。そのため、これについてもっと知りたい場合は、申し込んだ旅行会社に問い合わせることをおすすめします。
路線バス
これは、街中を移動する時に特によく利用されるバスです。最寄りの駅から離れた観光地へ向かう時に乗車することが多いでしょう。また、観光地によっては、主要スポットを巡る循環バスが運行されている場合もあります。運賃が一律でない路線バスでは、車内の画面に料金表が表示され、支払う金額が分かりやすくなっています。
送迎バス(シャトルバス)
このバスは、宿泊先が用意している場合が多いです。一部の宿では運賃がかかりますが、殆どは無料で利用できます。運行時間が決まっている送迎バスや、事前予約が必要な送迎バスもあるため、宿までの送り迎えが必要な人は、宿泊先に問い合わせて確認すると良いでしょう。運賃がかかる場合は、その支払い方法も事前に確認しておくと安心して利用できます。
空港リムジンバス
これは、空港から大きな駅、観光地、宿泊先、大きな駅、観光地、宿泊先から空港を往復するバスです。空港から街中に向かう人や、街中から空港に向かう人が利用します。空港リムジンバスに乗車する場合、空港のチケットカウンターや自動券売機で切符が購入できます。その上、事前予約で旅行会社やインターネットを通して購入できる場合もあります。 街中から空港へ向かう時に必要な切符は、乗車するバス停やバスターミナルに設置されている自動券売機、案内カウンター、または乗車券売り場で購入可能です。また、目的地で交通系ICカードや現金でも購入できるバスもあります。
他の公共交通手段よりお得に乗車できる場合があります。その上、荷物はバス内に持ち込まず、バスの下に設けられている荷物室に荷物を置けるので、バスの中で大きな荷物で圧迫されることなく、目的地まで快適に乗車できます。特に、節約したい人や荷物の多い人にはおすすめです。また、空港のすぐ外にバス停があるため、乗車しやすいです。基本的に途中下車はできません。そこは注意が必要です。目的地の前に他の場所に立ち寄りたい場合は、空港に問い合わせると良いでしょう。
高速バス・夜行バス
高速バスと夜行バスは、乗り方や運賃の支払い方法が殆ど同じであるため、ここではまとめて紹介します。どちらも長距離移動によく使用される交通手段ですが、大きな相違は運行時間です。高速バスは主に日中に走行するのに対し、夜行バスは深夜に走行し、朝早く目的地に到着します。夜行バスであれば、到着後すぐに観光を始められるので、時間が限られている旅行者にはとても便利です。また、新幹線など、他の公共交通手段に比較して料金が安いことも多く、旅費を節約したい人にとっては特におすすめです。
どちらのバスも、基本的に前払いで切符を購入する必要があります。電話で購入することも可能で、大規模なバスターミナルでは自動券売機や窓口で購入できます。また、インターネットやコンビニエンスストアでも購入可能です。空港リムジンバスと同様に、荷物はバス内に持ち込まず、バスの下に設けられている荷物室に置くことができるので、荷物で圧迫されることなく、目的地まで快適に移動できます。決められたバス停で乗車し、目的地で降車します。基本的に途中下車はできません。そこは注意が必要です。目的地の前に他の場所に立ち寄りたい場合は、バス会社に問い合わせると良いでしょう。