飛行機
長距離で移動する人には、飛行機は最も便利な移動手段です。新幹線より速く、かつ安く目的地に到着できる場合があるため、特に時間が限られている観光客におすすめです。航空券(飛行機の切符)は、空港のカウンターや自動券売機の他、旅行会社やインターネットでも購入できます。インターネットで予約した後、コンビニエンスストアで支払うことも可能です。空港内の決められたターミナルから搭乗するため、搭乗口が分かりにくくて不安になることは殆どありません。
宿泊先と航空券がお得なセットを旅行会社が提供している場合があるため、特に有名な観光地を巡ろうと考えている人は、交通手段や宿泊などの予約を行う前に、旅行会社に問い合わせて詳細を確認すると良いでしょう。
船
目的地次第で、船に乗船するのもおすすめです。日本は、大きく分けて北海道・本州・四国・九州の4つの主要な島で構成されていますが、これらの島以外にも多くの小さな島があります。飛行機で気軽に行ける島もあれば、船で行く方が便利な島もあります。また、船でしか到達できない島もあります。船に乗船すると、他の公共交通手段では見ることのできない角度から日本の景色を楽しむことができます。特に日本の穴場などを訪れたい人には、船を利用した日本旅行は特におすすめです。
日本の船にはいくつかの種類がありますが、その中でも観光の時によく利用されるのは次の通りです。
フェリー(長距離・車載フェリー)
日本で船に乗船する場合、多くの観光客はフェリーを利用することが多いでしょう。フェリーは大型の船で、単なる交通手段ではありません。船内にはホテルのようにカフェやレストランが完備されていて、デッキ(船の甲板)からは広がる海の景色を思う存分楽しむことができます。そのため、移動時間も旅行の楽しみの1つです。
フェリーは車やバイクを積み込んで目的地まで運ぶことができます。車両を運んでもらう場合は追加料金が必要ですが、特にレンタカーで日本を観光している人にとっては、次の目的地で新たに借り直す必要がないため、到着後すぐに観光を続けられます。
フェリーに乗船するには事前予約が必要です。インターネットや電話での予約の他、乗り場の窓口や旅行代理店でも予約できます。
高速船
名前の通り、通常の船より速く移動できる船です。広島県の宮島行きのように、近くの島へ観光する時に多く利用されます。切符は事前にインターネットや電話で予約できる他、船乗り場でも購入できます。観光客が多い路線では、船が1日に何度も往復しています。特に人気の観光地の場合、当日でも問題なく切符を購入できることが多いです。
屋形船
水上から外の景色を眺めながら料理を堪能できる船です。移動のためではなく、船自体を楽しむための物です。日本の伝統的な船で、平安時代(794〜1185年)には優雅な舟遊びが始まったとされています。江戸時代(1603〜1868年)になると、船を楽しむ文化が庶民にも広まり、「屋根船」として様々な目的で使用されていました。一旦廃れましたが、1970年代後半からこのような船が復活し、船内で快適に食事や酒、カラオケを楽しめる空間に生まれ変わりました。
主に東京都にあるこの屋形船は、様々な楽しみ方で日本料理や日本の景色を楽しむことができるので、特別な体験がしたい人におすすめです。他の日本の船と同様に、インターネットや電話で予約できる他、乗り場の窓口や旅行代理店でも予約が可能です。
遊覧船
これは屋形船に似た船ですが、乗船する目的が異なります。遊覧船は限られた水域を周回し、主に景色を楽しむための観光用の船です。運航時間は1時間前後の物が一般的で、場所によっては陸上からは中々見られない景色を間近で楽しむことができます。 神奈川県・箱根町の「箱根海賊船」が代表的な例で、船上からは富士山の美しい姿を望むことができます。遊覧船は、周辺の名所を写真や動画に収めたい人には特におすすめです。切符は公式サイトや旅行代理店で購入できる他、港の窓口や自動券売機でも購入できます。人気の観光地の場合、当日でも問題なく購入できる場合が多いです。
水上バス
これは、路線バスのように近距離の区間を運行する船です。代表的な物としてはTokyo Cruise ShipやTokyo Mizube Lineがありますが、中部地方や関西地方にも水上バスは運航されています。様々な観光スポットを間近で見ることができる上、水上タクシーと同様に、異なる角度から日本の景色を楽しむこともできます。観光目的で利用する乗客が多い一方で、通勤・通学に利用する人もいます。場所によっては、無料で乗船できる区間がある場合もあります。
水上バスの切符は、インターネットで予め予約して運賃を支払うことができます。また、乗り場の窓口で切符を購入することもできます。更に、船内で支払うことも可能で、現金、クレジットカード、交通系ICカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。
水上タクシー
名前の通り、水上を行き交うタクシーです。一般的な陸上タクシーと同じように、乗客は好きな時に乗車し、目的地で降車できます。他の交通手段ほど利用する機会は多くないかも知れませんが、水上ならではの視点から日本の景色を楽しめるため、非日常の体験をしたい人におすすめです。
代表的な水上タクシーとしては「東京ウォータータクシー」があります。また、関西地方や四国地方にも水上タクシーのサービスがあります。乗り方は「Basic Ride」と「Custom Ride」の2種類から選ぶことができます。Basic Rideは予め設定されたおすすめ順路を巡る計画で、Custom Rideは相談しながら好きな順路を決められる計画です。
インターネットで予約する場合は、予約時に運賃を支払うことができます。また、陸上タクシーと同様に、目的地に到着してから船内で支払うことも可能で、現金、クレジットカード、交通系ICカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。