今戸神社


著者:リチャード・パーキンス
撮影日:2002年06月01日
住所:〒111-0024 東京都台東区
今戸1丁目5−22



今戸神社は東京都台東区にある縁結びの御利益で知られている神社です。日本を生み出したと言われている伊邪那岐命と伊邪那美命という2柱の神様が祀られている上に、福禄寿(七福神の1柱)という神様も祀られています。そのため、浅草の七福神巡り(福をもたらす7柱の神様が祀られている社寺を正月に巡拝する行事)に今戸神社も入っています。後冷泉天皇康平6年(1063年)に奥州合戦が起き、この時、京都府にある石清水八幡宮の分霊を勧請して「今之津八幡」として建立されました。後に、近くにあった白山神社を合祀し、今戸神社に改称されました。

日本に無数の「伝統工芸品」と呼ばれている歴史の深い玩具のような置物があります。その1つは「招き猫」と呼ばれていて、名前の通り、猫の形にした置物です。招き猫は必ずどちらかの手を上に上げています。左手を上げている場合は人(客)を招いていて、右手を上げている場合は金運(お金)を招いていると言われています。人と金運を両方招く両手を上げている招き猫もありますが、どちらかの手を上げている招き猫が一般的です。商売している場所でよく見掛ける置物で、店のレジの横に置かれている場合が多いです。

日本に招き猫の発祥地とされている社寺が何軒かあり、本当の発祥地はどこなのか定かではないものの、今戸神社は招き猫の発祥地とされている社寺の1軒です。今戸神社が現存している周辺は、元々「今戸焼」という陶磁器を生産した場所として知られています。そして、ここでも招き猫が生産されたため、今戸神社が招き猫の発祥地とも言われています。

東京都の有数の観光地である浅草寺から徒歩14分ほどの場所に今戸神社が位置しています。それほど広い神社ではありませんが、身近に日本の伝統的な物についての学習ができます。東京都を観光する者の多くは浅草寺でお参りしに行くので、ついでに今戸神社でお参りをして日本の伝統的な物に触れるのも楽しく、勉強にもなります。



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