旧渋沢邸「中の家」


著者:リチャード・パーキンス
撮影日:2021年07月14日
住所:〒366-0006 埼玉県深谷市
血洗島247−1



日本の近代化に大きく貢献し、「日本資本主義の父」と言われている渋沢栄一は埼玉県深谷市出身です。帰郷するたび、寝泊まりしていたと言われている一軒家が現存していて、「旧渋沢邸・中の家」として一般公開されています。明治28年(1895年)に建てられた住宅で、東京都にあった住居が戦争中に焼失したため、この一軒家はとても貴重な建物です。現時点では家の中に入れませんが、深谷市にいた時、渋沢栄一はどう過ごしていたか想像しつつ外を周ることができます。

渋沢栄一は明治維新後、約500社の企業を設立しました。日本にとって偉業を成し遂げた人物であるため、2024年から渋沢栄一は新たな1万円札の顔になりました。新しい札の発行が開始した日に、埼玉県深谷市では多くの住民が並んで古い札を新札に交換したそうです。渋沢栄一はどれほど愛されている人物なのか住民の気持ちが伝わってきます。

伝統が溢れる古民家に寝泊まりしていた渋沢栄一は、日本の近代化を進めながらも日本の文化も大事にしたように見えます。旧渋沢邸・中の家の中に渋沢栄一を基にしたアンドロイド(ロボット)が設置されています。豪華な和服に身を包み、生きているかのように上半身が動きます。





旧渋沢邸「中の家」, 中の家, 渋沢栄一, 深谷市, 深谷, 埼玉県, 埼玉, 日本


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